10月2日金曜日。久々の金曜日のライブで、Smapの「シェイク」の歌詞ではないけれど、明日は休みだ、仕事もない♪といい気分でした。
たまたま銀座から六本木までタクシーに乗ったのですが、その運転手さんとの会話が印象に残りました。乗った瞬間、いい音楽が流れているなと思いました。クラシックをイージーリスニングにしたようなものです。オーディオにも凝っているようでした。
普段こちらから話しかけたりはしないのですが、思い切って「ジャズを聴きに行くんですよ」と言ってみました。すると「いいですね!」と即座に反応がありました。「男性5人のボーカルなんです。」と続けると「いくつぐらいの人ですか?」と尋ねるのでだいたいの年齢を言いました。私の環境では、いままでタイムファイブを知っている人には1人しか会ったことがないので、このときも期待せず、最初は名前を出しませんでした。(ちなみにその1人というのは、現在勤めている埼玉県の高校の事務室の方で、ハーモニースクウェアの生徒さんであるJ子さんのお友達です)でも思い直して「タイムファイブっていうんですけど」と言うと間髪を入れず「あぁタイムファイブですか!」とよろこばしい返事が。聞くとその運転手さんは65歳の方で、音楽無しの生活なんて考えられない、昔は銀座のヤマハに勤めていたとのことでした。
彼は「タイムファイブはいいですよ。他の人の曲を歌ったって、本人よりずっとうまいんだから。Smapの夜空ノムコウなんかね。」と我が意を得たりといった風でした。
その夜のファーストステージでの「夜空ノムコウ」は格別に胸に迫りました。
by Ankimo